ニキビの原因はホルモン? 自分のホルモンバランス診断法
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ニキビの原因はホルモン? 自分のホルモンバランス診断法
私たちの体の中では、女性ホルモンや男性ホルモンをはじめ、甲状腺ホルモンや成長ホルモン、副腎皮質ホルモンなど様々なホルモンが分泌されています。
そしてこれらのホルモンは絶妙なバランスが保たれており、細胞を活発にしたり免疫力を高めてくれたりと、体を健康に保つために働いてくれています。
しかしこれらのホルモンバランスが崩れてしまうことで、不眠や冷え症、ニキビや便秘などさまざまなトラブルを引き起こしてしまうのです。
あたなのニキビのタイプは? ホルモンバランスの乱れを診断!
1.自律神経の乱れが原因
□めまいが起こりやすい
□頭痛がすることがある
□肩こりに悩んでいる
□冷え症
□不安を感じる
□アレルギー症状がある
2.卵巣の疲労が原因
□乳房が張る、痛む
□ニキビができる
□おりものが多い
□下腹が張る、痛む
□むくみやすい
□イライラしやすい
3.セロトニン不足が原因
□憂鬱になったり、不安感に襲われる
□人と関わるのが億劫
□気持ちのコントロールができない
□眠気に襲われる
□食欲が増す
□言動が暴力的になる
自律神経の乱れが原因の人は……
このタイプの方は、生理痛や肩こり、頭痛などが起こりやすく、自律神経が乱れてしまっています。自律神経の1つ、交感神経が優位の状態となってしまい、体と脳が緊張し血液の流れが悪くなっているのです。
また子宮の働きにも影響が出るため、月経不順や生理痛を引き起こすこともあるのです。
ホルモンバランスが悪くなることで、月経前のニキビに悩まされることもあります。
■改善方法
自律神経が乱れている方は、体をリラックスさせ血液の流れを良くすることが大切です。
そのためお風呂にゆっくり浸かったり、マッサージをして筋肉をほぐしてあげると症状が改善されます。
体を温めて、副交感神経を優位にすることでホルモンバランスが正常に戻っていきます。
卵巣の疲労が原因の人は……
卵巣の機能にトラブルが起こると、女性ホルモンのバランスが乱れてしまいます。
その結果下腹部に痛みが出たり、ニキビやむくみを引き起こしたりイライラしやすい状態になったりしてしまうのです。
■改善方法
卵巣疲れタイプの方は女性ホルモンが不足しているため、女性ホルモンの分泌を促す食材を摂り入れることが大切です。
たんぱく質やカリウム、ビタミンEなどの成分は卵巣の働きを活発にしますので、積極的に摂取するようにしましょう。
適度な有酸素運動も女性ホルモンの分泌を促す効果があります。
セロトニン不足が原因の人は……
セロトニンは心のバランスを保っている成分で、セロトニンが不足すると精神面に強く影響を及ぼします。
時に暴飲暴食や情緒不安定、不眠症やうつ病などを引き起こすことも。
女性ホルモンのエストロゲンが同時に減少することで、ニキビなどの肌荒れにも繋がります。
■改善方法
セロトニンの分泌量を増やすためには、深く深呼吸をして卵巣まで酸素を行き渡らせるようにしてください。
また、トリプトファンという成分にはセロトニンの分泌を活発にする働きがあるため、トリプトファンが含まれているバナナやチーズを摂取するのもオススメです。
ホルモンバランスが乱れた状態が続くと、ニキビだけでなくうつ病や骨粗しょう症などを引き起こすリスクも高まります。
適切なケアを行い、ホルモンバランスを意識した生活を送ることを心がけましょう。