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肌荒れ・アトピーの原因? フィラグリン遺伝子異変とは

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肌荒れ・アトピーの原因? フィラグリン遺伝子異変とは

肌が乾燥したり角質が薄くなると”バリア機能が低下する”とよくいいますよね。
しかし、「フィラグリン」の減少もバリア機能の低下を引き起こし、肌荒れやアトピーの原因になるといわれています。
フィラグリンとは一体どのような物質なのか、肌との関係性と共に解説いたします。

 

フィラグリンとは?

フィラグリンとは、皮膚の表皮の角質層を形成するタンパク質のこと。
いわゆる”肌のバリア機能”を保つために欠かせない物質であり、フィラグリンが不足すると水分量の足りない肌となってしまいます。
なお、角質層にはフィラグリンと共にケラチンというタンパク質が必要で、両方が存在することで健康な皮膚を保っているのです。

 

フィラグリン遺伝子異変がもたらす影響

フィラグリン遺伝子とは、フィラグリンを作るための情報が組み込まれた設計図のようなもの。
そのフィラグリン遺伝子に異常があると、フィラグリンを正常に生成することができません。
ケラチンとの合成がうまくいかず、バリア機能の低下した未熟な角質層となってしまいます。

 

そうなると、肌は潤いを保てなくなるため、カサカサに乾燥したり、肌荒れを起こしやすい肌になります。
また、外部からの刺激にも弱くなるため、アレルギー症状や感染症を招きやすくなるのです。
なお、このフィラグリン遺伝子異変は、アトピー性皮膚炎の患者に多く見つかっており、発症原因の1つだといわれています。
ひどい乾燥肌でお悩みの方も、フィラグリンが減少している可能性は高いといえるでしょう。

 

フィラグリンを増加させるには?

フィラグリンについては研究が進んでいる段階で、現時点で効果があるのは「JTC801」の投与だといわれています。
JTC801はフィラグリンの発現をアップさせることが証明され、マウス実験では肌のバリア機能が向上したことが明らかになったのです。
つまりアトピー性皮膚炎の改善に効果があったということで、多くの医療関係者やメディアから注目を集めています。

 

しかしJTC801についてはまだマウス実験のみで、実用段階にはありません。
また、バリア機能が向上しても、食品アレルギーなどによる皮膚炎やアトピーの解決にはならないことが分かっています。
副作用の心配もありますし、現段階ではJTC801に頼ることはできない、というのが現状です。

 

ただこれから研究が進めば、実用できる可能性も大いにあります。
今後の展開に期待し、フィラグリンとJTC801、両方の情報を取り逃がさないようにしていきましょう。